仕事なんか生きがいにするな

[泉谷閑示]の仕事なんか生きがいにするな 生きる意味を再び考える (幻冬舎新書)

哲学・心理学要素を精神科医が著述する内容

昔は存在した、ハングリーモチベーションの消失による

中年期の危機の若年化。満ち足りた空虚さ 今私が感じていることを

若者も感じてるんだね。新型うつも、今の時代の病か。

「意義」と「意味」に感銘

意義・・・何らかの価値を生む行為 意義ある仕事 有意義病

意味・・・どこかで見つけてもらうことをじっと待っているような固定した性質の

     ものでなく「意味を求める」という自身の内面の働きそのもによって、

     はじめて生み出されてくるもの

確かに!僕たちの人生って意味あるものを探すというより、常に意義あるもの価値あるものばかりを模索し、効率性や、合理性、損得勘定で動いている場面が多すぎるよね。資本教や労働教という宗教に入ってるようなものなんだよね。

そしてもう一つ「愛」と「欲望」の考えについても

愛 ・・・相手(対象)が相手らしく幸せになることを喜ぶ気持ちである

欲望・・・相手(対象)がこちらの思い通りになることを強要する気持ちである

これ深い!

良かれと思って愛情を持って接していても、意外と欲望を持った接した方が多い。

テクニックでもあるけど、よく理解して行動すべきだね。

さて、何を生きがいにして生きていくか。

著者は「日常に「遊び」を取り戻す」「食は芸術」「即興」などの言葉から頭に考えさせることを勧めている。

 ・食材を買ってから、何を作るか考えて料理をつくる

 ・行き先を決めない旅行

 ・偶然に身を置く

ちょっと実践してみてもいいかもネ。頭の訓練や応用力がつきそう・・・

この発想がダメなんだけどね