映画
コロナGWの楽しみの一つは映画観賞。
デス・ウイッシュに引き続き、気になっていた「アルキメデスの大戦」を視聴。
国のメンツのために空母でなく戦艦を導入するために捏造したであろう見積(材料、製作、人件費)を、東大エリートが独自の解析で数式を活用して実証する様は惹きつけられる。
ただ歴史が証明する如く、その戦艦「大和」は建造され、戦争での日本の敗北と共に撃沈されていく・・・
「正しい見積額を公表すれば、日本の戦艦の規模が敵国に知られるため、わざと小規模と想定される見積で提示した」
「日本はその国力からアメリカに到底勝てない。しかし国家が消滅するまで劣勢であることを受け入れず、日本国民は戦い続けるであろう。日本が誇る、象徴的な軍艦が戦地で撃沈すれば日本国民に、勝ち目がないことも気づかさせることが可能である」
だから、その象徴として戦艦「大和」を建造する・・・
フィクションではあるが、これも一理あるかも・・・
そんなことにはたと気付く映画であった。